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2021.10.29

風邪かな?と思ったらこのツボ3選

風邪のひき始め、首筋がゾクゾクしませんか?

こんにちは。

朝晩の冷え込みが体に堪えるようになってきました。

ちょっとでも油断すると風邪をひいてしまいそう、そんな季節です。

ということで今回は、「風邪かな?と思ったらこのツボ」というツボを3つ選びました。

これからご紹介するツボで、風邪をこじらせないようにケアしましょう!

では行きます。👇

風門(ふうもん)

足の太陽膀胱経のツボ
「門」は出入りする門戸を指し、風邪が進入する門戸であるので風門と呼ばれます。
取穴:第2胸椎棘突起下縁と同じ高さで後正中線の外方1寸5分
押し方:中指と薬指で引っ掛けるようにして押す。

風府(ふうふ)

督脈のツボ
「風」は風邪、「府」は集まる所を指し、このツボは後頭部の項の髪の生え際で、僧帽筋腱の間の陥凹部にあるので風府と呼ばれます。
取穴:外後頭隆起の直下、左右の僧帽筋間の陥凹部。
押し方:両手の中指と薬指を項の真ん中あたりで合わせ、眉間をめがけて押す。

風池(ふうち)

手の少陽胆経のツボ
このツボは風邪が脳に入る要衝で、「池」とは浅い溝のことを指し、経気が皮表部を通り過ぎるところで風邪が好んで集まるので、風池と呼ばれます。
取穴:後頭骨の下方、胸鎖乳突筋と僧帽筋の起始部の間の陥凹部。
押し方:中指と薬指で頭頂部めがけて押す。

以上、風邪かな?と思ったらこのツボ3選ということで、3穴選ばせていただきました。

東洋医学では風・暑・湿・燥・寒・火という6種の気候(六気)の概念があります。

六気自体は自然現象で無害ですが、六気のうちどれかが強くなりすぎたりすると、外邪となり六邪(六淫)と呼ばれるようになります。

風邪は、六邪の中で最も多く、他の邪も先導して体に侵入してこようとします。

今回の3穴は、いずれも『』という字が使われており、名前の由来にもある通り、風邪と関わりの深いツボです。

風邪のひき始めに首筋がゾクゾクするのは、これら3穴付近で風邪が悪さをしているからともいわれています。

今回のツボは指で押すだけでも効果的なのですが、ドライヤーなどでツボの付近を温めてあげるのも効果的なので、お風呂上りに髪の毛を乾かすついでに、風門、風府、風池を温めてから指で押してあげるやると効果倍増です👌

風邪かな?と思ったら上記のようにケアをして、ゆっくりと休養してこじらせないようにしましょう!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました(^_-)-☆

関節痛・腰痛・肩こり、ご相談ください
鍼灸Tadauchi 鍼灸師・理学療法士
唯内 喜史

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