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2023.09.27

危険な肩こり ~肩こりの”レッドフラッグ”について

肩こりは現代社会の多くの人々にとって日常の悩みですよね。
当院にも長年の肩こりでお悩みの方が多く来院されます。

肩がいつもガチガチで辛いってお声、よく聞きますよね。私も肩こりで辛い時がしばしば・・・

長時間のデスクワーク、ストレス、悪い姿勢などが原因で、肩の筋肉は疲れ、過度に緊張してしまいます。
このように肩周りの筋肉が過緊張となり不快に感じる状態を肩こりというんです。

うーん、思い当たる原因がいくつもあります。でも、肩こりって良くなったり悪くなったりで、何となく後回しにしがちなんです。

そうですね。肩こりの多くはセルフケアなどで改善しますが、長期間続く肩こりには注意が必要です。
今回は、肩こりの警告サイン、“レッドフラッグ”について解説します。

 レッドフラッグとは?

「レッドフラッグ」という言葉は、体や健康に関する警告サインを指します。
具体的には、通常の状態から急激な変化や異常を示す兆候です。
例えば、突然の激しい痛み持続的な疲労感異常なしびれなどが該当します。
レッドフラッグが現れた場合、早めに専門家の診察を受ける事をお勧めします。
早期に気づいて対処することは、重症な病気を予防でき、また治療の完治や寛解につながります。自身の健康状態に注意し、症状に敏感に反応することが大切です。

 レッドフラッグ1:持続的な痛みとこわばり

通常、一時的な肩こりは運動やマッサージなどのセルフケアで和らげられます。しかし、痛みやこわばりが持続する場合、レッドフラッグの場合があります。特に、朝起きた際に肩こりを感じ、数時間経っても痛みが収まらない場合は注意が必要です。

レッドフラッグ2:夜間の痛みと睡眠障害

健康な肩こりは、夜間には痛みやこわばりが和らぐことが一般的です。しかし、レッドフラッグが現れる場合、夜間に痛みが増すことがあります。これは、炎症や神経の圧迫などの深刻な問題を示唆する兆候です。夜間の痛みが睡眠障害を引き起こす場合も、医師の診察が必要です。

レッドフラッグ3:しびれや筋力の低下

肩こりに伴うしびれや手の筋力の低下は、重大な問題のサインとなることがあります。神経の圧迫や損傷が進行している可能性が高いため、これらの症状がある場合は速やかに医療専門家の診察を受けることが不可欠です。

レッドフラッグ4:痛みが心臓に関連している可能性

最後に、忘れてはならないのが心臓に関連する痛みです。肩こりが胸部に広がり、息切れや胸の圧迫感とともに現れる場合、これは心臓に問題があるかもしれません。 特に家族歴や既往症がある場合は、この症状を無視せず、迅速に医師に相談するべきです。

まとめ

肩こりは一般的な問題ですが、持続的な痛みや特定のレッドフラッグが現れた場合、それは潜在的な深刻な問題を示唆しています。自身の肩こりに敏感に注意し、レッドフラッグが現れた際には専門家の診察を受けることが大切です。
肩こりを放置せず、早期の対策をとることで、健康な肩と生活を維持できます。

春日井の肩こり・首こり・腰痛
鍼灸Tadauchi
0568-27-6783

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