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2021.10.01

お朔日(ついたち)参り ー 日々の感謝とこれからを祈念 ー

鳥居

みなさん、お朔日参りという言葉を聞いたことありますか。
参拝

私はお恥ずかしながら、治療院を開業するまで聞いたことありませんでした。

私の周りでは数名、神社参拝されている方がみえ、習慣的に参拝されてるんだな、程度にしか思ってませんでしたが、お朔日参りという習わしがあることを知り、その意味を調べると、これは是非自分もやるべきだと考え参拝し始めました。

私と同じく、初耳だよという方のためにお朔日参りについて、素人ながら少し解説したいと思います。

お朔日(ついたち)参りとは

月の始まりは、月の満ち欠けによる「月立ち」が転じて「ついたち」と呼びます。正月の元旦をはじめとして毎月初めの1日に神社に参拝することを「おついたちまいり」と呼び、神恩感謝の真心を捧げ、無事に過ごせた1か月の感謝と、新しい月の無病息災、家内安全、生業繁栄、商売繁盛などを祈念し、益々大神様の御加護を頂けるようにお参りする古式ゆかしい習わしです。
白山比咩神社ウェブサイトより

ちなみに「古式ゆかしい」という言葉も初めて知りました(^-^;
いつまでたっても、学びって大切ですね。

話が逸れましたが簡単に言うと、月の初めに「1カ月間、無事に過ごせました。ありがとうございます。今月も精一杯頑張りますので、見守っていただけたらありがたいです。」と神様にお参りすることです。(実際はもうちょっと厳粛に参拝します)

私たちが普段生活できているのは当たり前のようで当たり前ではなく、眼には見えない、意識では感じ取れない様々な事象のお蔭様です。
その感謝の意を誰かに表出するっていう機会、そんなにないですよね。

いつも感謝してるよ、という方は素晴らしいです。
私も感謝こそしていますが、その感謝の意をどこの誰に表出したらいいのかわからず、ただ何となく過ごしていました。

神社、
これまでの私の発想では思いつかない場所ですが、確かに神社であれば日頃の感謝を神様に申し上げるのに絶好の場所ですよね。これは参拝しない手はないと思いました。

どこの神社で参拝するか

因みに、お参りするのは神社でなくてもお寺でもいいそうで、お寺を参る時は先祖供養の意味も込められるそうです。

私は神社で参拝します。
基本的には住んでいる土地、お店をやっている方などはそのお店がある土地の氏神様の神社でお参りするといいようです。
その地域を守ってくださっている神様なので当然と言えば当然ですが、場合によっては遠いこともあるようで、その場合は代わりに近くの神社で参り、時々氏神様を参るといいそうです。

自分の地域の氏神様がわからないという方、神社庁に聞くといいですよ、と他の方のブログで拝見したので愛知県神社庁のウェブサイトを見ると、町内の役員さんにお聞きください、とアナウンスされていました。
愛知県神社庁
市町村の合併や、大規模宅地開発などで複雑化しており、一概にここですとは言えないのが現状だそうです。

神社事情も大変なんですね💦
確かに、古くからその地域に住まれてる方にお聞きすれば教えて頂けそうですね。

参拝の仕方

時間

時間は午前中、特に日の出からの数時間が良いそうです。

手水舎の作法

鳥居の前で一礼し、手水舎で手を清めます。基本的には、一礼の後に右手に柄杓を持ち左手を清め、次に左手に柄杓を持ち替え右手を清めます。再び右手に柄杓を持ち替え左手に水を注ぎ、口を清めます。左手を再び清めた後、柄杓を立てて柄を清め、元の位置に戻し、最後に一礼します。

拝殿での作法

参道を歩く際は中央を歩かないように注意しましょう。中央は神様の通り道です。
拝殿での参拝作法は、拝殿前で立ったまま行う略式参拝、「二礼二拍一例」が一般的だそうです。私もその方法しか知りません。
深くお辞儀を二回繰り返します。【二礼】
両手を胸の高さで合わせ、拍手を二回打ちます。【二拍手】
両手をおろし、最後にもう一度深くお辞儀をします【一礼】

出雲大社では四拍手、伊勢神宮では八拍手など、場所によっては例外もあるようなので、事前に調べておくといいかもですね。

参拝を終えて境内を出る際も、入る時と同様、鳥居の前で一礼を忘れないようにしましょう。

以上のような参拝の作法を知っておくことも大事ですが、大切なのはまず感謝の意をもって参拝する事だと思います。なんかややこしいから行きたくない、と足が遠のいてしまうくらいでしたら、参拝することに意義があると思いますので、少し気軽にいくのもありだと思います。

まとめ

私の好きな言葉の一つに「おかげさま」という言葉があります。
お蔭→隠れて見えないものの力。周りから受ける恩恵や利益。

私たちは知らず知らずのうちに周りの人や自然などから、多くの恩恵や利益をうけて生活できています。ですがその感謝の気持ちを誰かに表出することは滅多にありません。そもそもどこの誰にこの感謝の意を伝えればいいかわかりません。少なくとも私はそうでした。

治療院開業を機に、朔日参りという習わしがあることを知り、先ずは月に一度から、感謝の気持ちを神様に伝えることから私は始めてみました。
宗教とかに詳しいわけでもなく、特段信仰深いわけでもありませんが、朔日参りで清々しく新しい月を迎えられるようになったと感じています✨

みなさんも朔日参り、いかがでしょう(´▽`*)

 

 

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